しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

しょうちゃんの読書日記

「ロードムービー(辻村深月)」)

こちらも間隔が空いてしまいましたが「しょうちゃんの2017読書日記パート14」は辻村深月さんの「ロードムービー」です。この作品は小中学校で起こった事件?(といっても大げさなことではなく、状況によって教師や家庭等も巻き込んだちょっとした!出来事)…

「望郷(湊かなえ)」

「しょうちゃんの2017読書日記パート13」は、湊かなえ「望郷」です。作者の出身地である「因島」がテーマになっています(合併前まで一つの島で一つの市になっていた、という本文中の記述から推測できました:なお、旧因島市は現在尾道市と合併しています)…

「太陽の坐る場所(辻村深月)」

少し間隔が空いてしまいましたが、今回の「しょうちゃんの2017読書日記パート12」は、辻村深月「太陽の坐る場所」です。辻村さんのそれほど有名でない作品を一度読んでみたいと思っていました。確かに女性同士の妬みや嫉妬、ポジション争い?などがリアルに…

Computer age statistical inference

読書日記というカテゴリーが妥当かどうかはなはだ疑問ですが、「しょうちゃんの2017読書日記パート11」は「Computer age statistical inference (by Efron B. and Hastie T.)」です。Tibshirani先生やFriedman先生と合わせて、著者のお二人の先生には、私が…

映画「3月のライオン」

「しょうちゃんの2017読書日記パート10」は、初めての試みですが、小説ではなく映画「3月のライオン(前編・後編)」です。昨年の「聖の青春」を見逃してしまったため、将棋ファンの私としては「3月のライオン(実写版)」を楽しみにしていました。ラストの…

「64(横山秀夫)」

「しょうちゃんの2017読書日記パート9」は横山秀夫の64(ロクヨン)です。前回のパート8から1回1冊にすると申し上げたばかりですが、この作品は文庫本の2分冊になっていますので、ご理解願います。少しネタバレになりますが、誘拐犯の声の記憶をたよりに電話帳…

「花の鎖(湊かなえ)」

「しょうちゃんの2017読書日程パート8」です。この読書日記も新年度からリニュアルし、一回一冊に変更致します。これまでは一回二冊でしたが、読書時間がなかなか取れないため、フォーマットを修正しました。今回は、東京出張からの帰りの飛行機の中で読破し…

「八つ墓村・獄門島(横溝正史)」

「しょうちゃんの2017読書日程パート7」です。今回は出張のおともだったので、難しく考えず、気楽に読める本にしました。両方とも、映画かTVドラマでは見たことがあるのですが、原作は読んでいなかったので、多少の興味がありました。研究に関連して、終戦後…

「罪の声(塩田武志)」「鍵のない夢を見る(辻村深月)」

「しょうちゃんの2017読書日程パート6」です。塩田武士さんの新作「罪の声」は約30年前のグリコ森永事件をテーマにしたフィクションですが、ノンフィクションと思えるほど引き込まれてしまい、これが事実でも全くおかしくないと思いました。「鍵のない夢を見…

「ゼロハチゼロナナ(辻村深月)」「光媒の花(道尾秀介)」

連投ですみませんが「しょうちゃんの2017読書日程パート5」です。辻村深月の作品は共感できないシーン?の連続で、その都度本を閉じて考え込んでしまいました。結婚式に招かれた友人を自分の結婚式に呼ばなかったことがなぜ絶交の理由になるのだろう、等が一…

「砂の器(松本清張)」

「しょうちゃんの2017読書日程パート4」です。確かこれまでに2-3回読んでいるはずですが、昭和30年代の生活習慣や社会情勢、インフラの整備状況などを知りたいという副次的な目的もあり、ざっと読み直してみました。話はそれてしまいますが、ハンセン病の特…

仕事術・時間術の本

今年の読書日記第3段は、小説ではなく仕事術・時間術の本です。To do listや優先順位付けなど、従来法の欠点および改良方法が具体的に述べられており、参考になりました。出来ることから少しずつ取り入れていけたら、と考えています。個人的には、何とかこ…

「風の十二方位」「楢山節考」

冬休みの読書メモPart2です。短編集「風の十二方位」は、「オメラスから歩み去る人々」という作品が辻村深月「水底フェスタ」の解説で紹介されていたため、読んでみました。一見平和に見える物事の裏に秘めた事実の怖さを思い知りました。「オメラス…」以外…

「思考の整理学(外山滋比古)」「水底フェスタ(辻村深月)」

冬休みの読書メモです。外山滋比古のエッセイは、出版から30年経っても色あせることがなく、物事の本質について触れていると思いました。(もっとも、現代流への置き換えが必要な箇所も多いのですが… e.g. 新聞の切り抜き法→Evernoteの整理法 etc.)。辻村深…

3月のライオン第10巻

11/28発売の3月のライオン第10巻、早速入手して読みました(CD無しの単行本です)。ネタバレは避けますが、最終話の展開には大きな衝撃を受けました。出張の新幹線で大泣きしてしまった(ひなちゃんのイジメを取り上げた)第5巻以来の衝撃です。