しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

将棋世界2018年12月号

将棋世界2018年12月号を危うく買い忘れるところでした。表紙の写真はおなじみ?の藤井聡太七段です。
今月の特集はノーマル四間飛車(対居飛車穴熊)で、振り飛車党の私にとっては、非常に参考になりました。
穴熊はどうしても居飛車が有利になりがちで、ゴキゲン中飛車は私の受け一辺倒?の棋風に合わず、とはいえ藤井システムや角交換振り飛車はレベルが高すぎる!ため、最近は序盤から指す手がなく、戦法に悩んでおりました。
これを読むと、美濃囲いでも十分戦えるような気がしました(笑)。

f:id:hshono:20181109200742j:plain

漫画「グラゼニ」

間隔が空いてしまいましたが、「しょうちゃんの読書日記パート30」は、趣向を変えて?漫画「グラゼニ」です。今年の夏頃から空き時間を見つけて読み、ようやく「オリジナル全17巻」「東京ドーム編全15巻」「パリーグ編1-2巻」を読破しました。
この漫画の内容を信頼すればの話ですが、プロ野球選手がお金が貯まらないのは、グラブ等の商売道具を買うからではなく、多額の税金を持っていかれるからでもなく、生活レベルを上げすぎて浪費?しているから、ということが理解出来ました。
家賃40万(主人公)とか200万(同僚選手)の高級マンションに住んだり、焼肉屋で1回32,000円(他チームの選手)や牛タン屋で1人当たり16,000円(主人公:それでも安いと感じている)も使ったり、銀座のクラブで一晩100万円以上の豪遊をしたり(他チームの強打者)、高級外車を頻繁に買い換えたり(複数の選手)していたら、お金がいくらあっても足りないと思います。
また、中継ぎ投手や代打・代走・守備固めなどニッチ?な選手の年俸が、必要以上に安く抑えられるいるように感じました。

f:id:hshono:20181105221307j:plain

f:id:hshono:20181105221317j:plain

消費増税に伴う「全商品での2%還元」の検討について

だいぶ間隔が空いてしまいましたが、今回のショウノミクス(Vol.76)は、消費増税に関連して、政府(経済産業省財務省)が「中小店でのキャッシュレス決済を対象に全商品での2%還元の検討に入った」というニュースについての問題点を指摘します。対応策は示しませんが、奇妙な案だと感じています。
まず第一に、消費者向けのビジネスを展開する全ての中小事業者を対象にする、という点です。中小事業者の線引きをどう定義するか、という点も本質的ですが、何よりも中小店ほど現金払いしか取り扱っていない、すなわちクレジットカードなどのキャッシュレス決済を認めていない、という点です。ポイント還元のためのキャッシュレス決済システム導入には多大な手間とコストがかかりますし、何よりもクレジットカード会社に支払う手数料が馬鹿にならないため、システム設の置やカード会社への手数料などの費用の一部を国が補助するにせよ、還元分の2%はすぐにふっとんでしまうのではないでしょうか?
次に、消費者の観点からとらえると、学生や子供などの未成年を除き、年齢が上がるほど現金払いの比率が高くなり、高齢者ほどクレジットカードなどを所有していない人の割合が高くなる、という点です。本来最初に救済すべき高齢者などが恩恵を受けられない、という点は大きな矛盾であると考えています。
最後に、軽減税率が適用される食料品などの生活必需品も2%還元の対象とする方向で検討、とありますが、そうするとこれらの商品の消費税率は6%となり、税収額にも影響を与えます。従って、下手をすると消費増税の効果が少なくなり、近い将来に更なる税率引き上げを実施などという状況も考えられます。
以上の3つの理由により、この方針は矛盾点が多く、波及効果も極めて限定的であるため、即時撤回すべき、と私は考えます。

将棋世界2008年11月号

将棋世界11月号」鹿児島では本日(10/8(月・祝))が発売日(東京などは10/3)で、危うく買い忘れるところでした。
鹿児島は通常2営業日遅れですが、西日本豪雨や連日の台風等の影響で書籍のみならず物流がかなり遅れているようです。
さて、11月号も羽生竜王に挑戦する広瀬八段のインタビューやダイレクト向かい飛車特集など内容が盛りだくさんです。
竜王戦は第6局が指宿「白水館」開催予定で、2日目の大盤解説会(12/13(木))を見に行きたい、と考えています。その日は授業が無いため会議が入らないことを祈ると同時に、熱戦で第6局があることを祈っています(いずれかが4勝した時点で勝ち:プロ野球の日本シリーズのようなシステムです)。

f:id:hshono:20181008184931j:plain

約1ヶ月ぶりのピアノ練習

本日は約1ヶ月ぶりのピアノ練習(1-hour)で、前回に引き続きバルトークのミクロコスモス(Vol.5 and 6)が中心です。
特に写真のNo.129と150はバッハのフーガを連想させるような対位法的な動きが多く、名曲だと思いました(今後機会がありましたらMP3ファイルを公開したいと考えています)。
バルトークはベートーベン等の古典派やショパン等のロマン派の影響を感じさせませんが、バッハの影響を多く受けているような気がします。
さらにOstinateも弾いてみましたが、テンポが速く右手と左手が頻繁に交差する割には意外とスラスラ弾ける感じです。なお、古典派の和声で禁則になっている連続5度の移動のみならず、4度の平行移動も多用されており、非常に面白いと感じました。
曲作りもようやく再開しましたが、まだスケッチの段階です。日本の音階やリズムに加えて、上記のバルトークプロコフィエフ、ハチャトリアンなどロシア人作曲家の作風も取り入れてみたいです。

f:id:hshono:20181007000904j:plain

f:id:hshono:20181007000917j:plain

内閣改造について

連投になりますが、本日のショウノミクス(Vol.75)は内閣改造についてです。在庫一掃セールなどと言われていますが、陳列スペースが狭すぎて?在庫が十分に並べられず(新入閣12人/待機組(70~80人))店長?お気に入りの「右向き!商品」のみ(適性等を無視して)少しだけ陳列した?という感じです。
厳しい言い方になりますが、私の評点は0点(100点満点)で、成績で言えば当然「不可」になります。
しかしながら、私が購読しているZ民党応援団のY売新聞は新大臣の横顔欄で「○○大臣は温厚な性格で与野党議員から人望が厚く…」「△△大臣は自他ともに認める粘り強い努力家で…」などとヨイショばかりしています。もっとも、上記のような紹介をされた新大臣が早速問題発言をしているところを見ると、問題児ほど多くほめるようにしているのかもしれません(笑)。
また、Y売新聞は内閣支持率等の世論調査においてもおかしな誘導尋問をしています。一例ですが「総裁選で対立した石破派の議員の大臣登用を評価しますか?」と聞けば、過半数がYESと答えるはずです。ショウノミクスほど親切に?背景を説明せよ!と言わないまでも「当選4回以上の議員が多い石破派の中でわずか当選3回のひよっこ!を一本釣りで大臣にするという派閥分断を狙ったA倍総理の石破氏に対する嫌がらせを評価しますか?」と聞くべきだと思います。

「PD-1」と「オプジーボ」について

かなり間隔が空いてしまいましたが、今回のショウノミクス(Vol.74)は「PD-1」の発見でノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑先生に関連する、がん治療薬の「オプジーボ」について取り上げます。開発・販売元の小野薬品工業は医科向けに特化しているメーカーで市販薬をほとんど出していないため、一般的な知名度は意外と低いですが、老舗の大手製薬会社です。
受賞にちなんで新聞等でも紹介されているように、画期的な新薬である一方、薬価が超高額で有名になったこともあり、2014年の認可後現在までに4分の1(73→17:単位は省略)に下げられており、小野薬品の利益が圧縮されたとも噂されています。
オプジーボの特殊事情(効果がある患者さんが20-30%程度と言われており、現状では実際に投与してみないと効き目があるかどうか分からない)による側面が大きいのかもしれませんが、海外メーカーによる後発品も出てきており(中には特定部位のがんに対してオプジーボより効果があるといわれる薬もある)今後このような画期的な発明に対する実用化(新薬の開発)を行うに当たり、もはや一企業でリスクテイク出来るような状況ではないのかもしれません。
日本の総力を上げて、すなわち国が主導して進めていかなければ、PD-1の時のプロセスを見るまでもなく、ベンチャー企業も含めてどこも手を上げないのではないでしょうか?

後期の授業が始まりました

今週(10/1(月))から私の勤務先で後期の授業が始まりました。
今学期も担当コマ数が多く、特に水曜日は朝一番の1限と午後最初の3限と2コマあり、鬼門?になりそうな感じです。数学や統計学の授業はスライドを使わない(→使えない)ため、板書でずっと立ちっぱなしになり、体力的にもかなり厳しいですね!
また、愛用しているスヌーピーのバッグもPCや書籍、ノートや資料などを長年詰め込みすぎたためか、経年劣化?でくたびれた感じになっており、新しいものにしたい、と考えています。
しかし、景品でもらったため、どこで購入出来るのか分からず、仮に分かってもスヌーピーのバッグを買いに行く勇気?はないような気がします(笑)。

f:id:hshono:20181003221630j:plain

f:id:hshono:20181003221643j:plain

「泣き虫しょったんの奇跡(瀬川晶司)」

今回の「しょうちゃんの読書日記パート29」は、「泣き虫しょったんの奇跡」です。現在公開中の映画の予習?も兼ねて、読んでみました。
将棋のプロ棋士養成機関である奨励会を年齢制限で退会後に会社員(システムエンジニア)として働きながらアマチュア棋戦で活躍し、故花村元司九段以来約60年ぶりに実施されたプロ入り編入試験に合格し、晴れてプロとなった瀬川晶司五段の物語です。その後アマチュアのプロ入り編入試験は(2種類のルートで)制度化され、今泉健司四段が続いています。
感想として、プロ編入試験のパイオニアとなり、プロ入り後にフリークラスという任期付き契約社員のような状況から、C級2組の順位戦を戦うことが出来る正社員の立場になったことはすごいと思いますが、奨励会時代に、年齢制限が迫っているのに遊んでばかりいて将棋の勉強を熱心にしなかったのか、疑問に感じる部分もあります(厳しい言い方かもしれませんが…)。
もっとも、それだけプレッシャーが厳しいのかもしれません。

f:id:hshono:20180909221220j:plain

トップダウンによる意思決定について

一般的な抽象論になりますが、最近多くの組織で「トップダウン」による意思決定が行われることが増えつつあります。
根底には「性善説」があると感じており、適性を持つまっとうな人間がなれば、その効果は大きい、と考えております。
しかし、おかしな方が就くと組織を「ズタボロ」にする危険性も高く、必ずしも良い面ばかりではない、と思いました。

医学部の男女別合格率に関する調査結果について

連投になりますが、本日のショウノミクス(Vol.74)は文科省が公表した「全国医学部の男女別合格率に関する調査結果(2013-2018年の6年間の入試結果を合算し、全体の8割にあたる63大学で男子の方が女子よりも合格率が高かったとのこと)」について議論します。分からない点が多くあるため、あくまで現時点(2018/9/5-22:45)の情報に基づくコメントで、ポイントは3点です。
1点目は調査方法についてです。緊急調査速報ということなので難しい側面もありますが、詳しい因果関係を調査するためには合格率に影響を与える可能性がある要因(性別、浪人年数(or年齢)、理科の選択科目等)を使用して、ロジスティック回帰等に代表される計数回帰モデルを利用するべきでは?と考えます。
2点目は「得点調整」でについてです。得点操作はしていない(もちろんしてはいけない!)とのことですが、理科等の選択科目による難易度の差が大きい場合はセンター試験のような得点調整が有効で、仮に男子の選択率が高い物理の問題が易しくなっており、女子の選択率が高い生物の問題が難しくなっている場合、意図的かどうかはともかくとして、得点調整がなされないと公平性に欠けることにもなりかねません。
3点目は率で考える際の一般的な注意点です。本論とは無関係ですが、選挙予測で次のような記述をたまに見かけます。「X候補はA党支持層の5割強を固めて優位に展開しており、Y候補はB党支持層の9割弱を取り込み追い上げている」このとき、A党とB党の支持率、すなわちA党とB党の支持者数が同じである、と考えると上の命題?は成り立たず、該当選挙区におけるA党の支持者はB党のそれよりも多い、という前提で話を進めています。このように数字のトリック?というか盲点!になる危険性があるため、男女別の合格率に加えて合格者数や受験者数なども議論した方が良いのではないか、と考えています。厳密に言えば、今回のケースでは問題の性質が上記とは少し異なり、総数が影響を与えにくいのは事実です。とはいえ、極端なことを言えば5人中1人でも100人中20人でも合格率は20%ですので、多少の注意が必要で、女子の受験者数が男子のそれよりも少ない大学が多数存在することは予想できます。職業病というか、講義みたいになってしまったため、今回はこのあたりで筆を置きます。

「就活指針(ルール)」の廃止について

だいぶ間隔が空いてしまいましたが、今回のショウノミクス(Vol.73)は、経団連会長が示した「就活指針(ルール)」の廃止について取り上げます。2021年春の入社対象者から適用との意向ですので、現在の大学2年生(大学院修士課程修了後に就職する学生は現在4年生)から対象となる予定ですが、私はこの方針に反対です。
まず就活指針廃止のメリットですが、企業・学生の双方ともに柔軟なスケジュール設定が可能、ということが挙げられます。一方、学生側から見たデメリットは、いつから就活を始めて良いか分からなくなり、場合によっては大学入学直後から内定を得るまでエンドレスで活動しなければならなくなる(かもしれない)、その結果、学業がおろそかになってしまう(勉強どころではないのかもしれません)という点です。
企業側から見た弊害は、歯止めがなくなると資金やエネルギー(ヒューマンパワー)を多く投下出来る大企業が圧倒的に有利になり、中小零細企業における人材確保が今まで以上に難しくなる、と予想される点です。このように、メリットよりデメリットの方が多いのではないか、と考えています。
私が考える対案は、現在の2段階方式(3月1日に会社説明会解禁、6月1日から実質選考開始)を修正し、すべて大学3年生および修士1年生の春休み(3月1日)から一斉にスタートする、という方法です。選考プロセスにある程度の時間を要するため、現状よりはフライングする企業の数が減り、多少なりとも公正かつ適正な選考が期待出来るのではないか?と考えている次第です。

経団連会長、就活指針取りやめる考え 選考解禁の縛りも(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 

ピアノ練習「ミクロコスモス(バルトーク)」

本日は約1ヶ月半ぶりのピアノ練習日(1-hour at Studio)です。
バルトークピアノ曲集「ミクロコスモス(第5~6巻)」で、初見と言わないまでも比較的簡単に弾けそうな曲を選んで練習しましたが、彼の作品は本当に素晴らしいと再認識しました。
調性無しの現代音楽ですが、間違えるとすぐに分かってしまうため、やはり時間をかけて練習する必要があると思いました。
有名な「Ostinato(写真)」は難しい上に長いので後回しです。

f:id:hshono:20180901183051j:plain

統計科学の集中講義を聴講してきました

一昨日から本日までの3日間、大阪大学基礎工学研究科に出かけていました。目的は統計学の集中講義の聴講で、「データ科学特論」という大学院生対象の授業を、毎年一定人数まで外部の社会人などに開放しています。
私は、2年連続4回目の出場(甲子園風?)ですが、毎回1-3日程度の出席で、5日間の全行程を通して参加出来た機会がないのが、ちょっぴり残念でもあります。講師の方は日替わりで、毎回5人の先生(阪大以外の方が多いようです)が担当されます。
今年度は広い意味でのベイズ統計学がテーマで、心理学分野への応用やMCMC法(Markov chain Monte Carlo methods)の最近の話題、状態空間モデルやデータ同化、materials informaticsなど多岐に渡り、盛りだくさんでした。物質・材料科学分野への応用(有機化合物の探索等)など初めて耳にする話は新鮮に感じましたし、MCMC法などは良い復習の機会になりました。また、一流の先生は説明も上手なため、教授法という観点から見ても、非常に参考になりました。

f:id:hshono:20180830145502j:plain

f:id:hshono:20180830145529j:plain

f:id:hshono:20180830145549j:plain