「しょうちゃんの2017読書日記パート9」は横山秀夫の64(ロクヨン)です。前回のパート8から1回1冊にすると申し上げたばかりですが、この作品は文庫本の2分冊になっていますので、ご理解願います。
少しネタバレになりますが、誘拐犯の声の記憶をたよりに電話帳の番号を片っ端からかけていく、という執念はすごいと思いました。
ラストが佐藤浩市主演の映画とかなり異なりましたが、オリジナルの方が自然なように感じました。この本も時間がかかってしまい、正月頃から少しずつ読み始めたのですが、先週やっと読み終わりました。
警察小説は全くの初心者で、今野敏の隠蔽捜査に次いで2作目です。