しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

将棋世界2018年5月号

「将棋世界2018年5月号」は順位戦最終局レポートや王将戦、棋王戦など情報満載です(輸送に時間を要するためか、公式発売日から2営業日遅れて本屋さんの店頭に並びます)。
A級順位戦は6勝4敗で並んだ6人による前代未聞?のプレーオフの結果、羽生竜王が佐藤名人への挑戦権を獲得しました。4月11日に開幕する名人戦は非常に楽しみですが、佐藤名人の角換わり(先手番)と横歩取り(後手番)を羽生挑戦者が受けるかどうか、がポイントになりそうです。
名人獲得でタイトル100期に花を添えて欲しい、という願望も込めて、フルセットの4勝3敗で羽生先生の奪取、と予想します。
なお、最近はクラスが上になるほど先手有利の度合いが増し、振り駒が勝敗を左右する?ことも多いと感じられるため、後手番にのみ「打ち歩詰め」を解禁してバランスを保つ必要がある、と考えています(以前にも提案させていただいたことがあります)。

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横浜家系ラーメン

大学の門から出てすぐの裏通りに、新しくラーメン屋さんが開店していて、お昼時ということもあり行列が出来ていました。
本日まで500円で提供していたこともあり、入ってみました。
「横浜家系」とのことですが、私は未だに横浜家系の定義が分かりません(とんこつラーメンとも少し異なるようですし)。
無料の野菜増しを頼んだところ、大盛りのもやしとキャベツが乗っかっていて、麺が見えない状態になっていました(笑)。

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新入生へのサークルの勧誘

中央キャンパスのメインストリートでは新入生へのサークルの勧誘が行われています(入学式は4月6日(金)に行われる予定)。
私も去年は(新入生と間違えられたためか?)幾つかパンフをもらったのですが、今年は一枚ももらえませんでした(笑)。

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森友学園の文書改ざん問題

今回のショウノミクス(Vol.62)は、森友学園の文書改ざん問題を取り上げます。主なポイントは、1. 佐川前国税庁長官の証人喚問の是非、2. 本当に責任があるのは誰なのか(官僚・政治家)?の2点です。
まずは先週の証人喚問ですが、こうなる(i.e.「刑事訴追の可能性があるため、お答え出来ない」のオンパレード)ことは容易に想像出来たはずですので、これは野党側の戦略ミスだと考えます。結果論ですが、最初に参考人招致で感触を掴んでから(佐川氏の回答を分析した上で)証人喚問を行うべきだったと思います。偽証が罪に問われる可能性がある、というのは諸刃の剣で、必ずしも良い面ばかりではない、と感じました。
次に誰に責任があるのか?という点にですが、これは問題の経緯を時系列に並べて、それぞれについて当時の役職とマッチングしていけば、容易に把握できると考えます。例えば、国会審議でO田理財局長に「民主党内閣でN田元総理の秘書官をしていたため、自民党を陥れる答弁をしているのか」などと奇妙な質問をしていた議員がいましたが(これには私もさすがに呆れました)、彼は現在理財局長のため答弁せざるを得ないだけで、責任はそれほど重くない、と思います。官僚で責任が重いのは、佐川氏および彼の前の理財局長であるS田氏だと考えます。
また、A生財務大臣にしても然りです。野党は責任を取って大臣を辞任すべき!等と追求していますが、本当に悪い人間は彼ではなく、夫婦揃っておかしな言動をしていながらまるで人ごとのような言い訳をしているA倍首相だと思いますので、速やかに辞任(すなわち内閣総辞職)すべきだと考えます。

Deep Learningのツール

3月初旬に届いたDeep Learningを含むデータ解析用デスクトップPCの一通りの設定がようやく終わりました。今回は思い切って、Virtual-BOXやVM-Wareなどの仮想環境上にLinux OSであるUbuntuをインストールするという方法を採用しませんでした。
Windows版のAnacondaを導入してpipでTensorFlowやkerasをインストール、という通常の手順で、GPU(グラフィックボード)の設定も特に問題は起こらずスムーズに行きましたので、時代の流れを感じますし、便利な世の中になったと思います。
あとはpython(もちろん3系です)の統合環境を何にするか、非常に迷いましたが、当面はPyCharmとJupyter Notebookをメインでやっていこう(他にはSpyderやIPython)と考えています。

kerasやTensorFlowのコマンドおよびpythonの基本文法とライブラリー(numpy, pandas, matplotlib, scikit-learn etc.)に慣れるのが先決ですが、現状ではどうしてもJupyter Notebookに逃げ込んで?しまうため、高機能で便利!との定評があるPyCharm(書籍が少ないのが難点)も早く使えるようになりたいです。

久しぶりのピアノ練習

本日は、久しぶりのスタジオでのピアノ練習です。案の定、指が思うように動きませんでした。毎回、間隔が空いて同じ失敗!を繰り返している?ような気がします(笑)。
実は、ピアノの購入も検討しているのですが、熱中し過ぎるという心配に加えて、もう一つ気になる点があります。その場合、防音設備や夜間練習などを考慮すると電子ピアノが候補になると思いますが、通常のピアノよりも鍵盤が軽いのではないか、という懸念です。昔から、電子ピアノに対してはタッチが軽いイメージを持っていました。
エレクトーンのようなことはないにせよ、タッチが軽いと普通のピアノの鍵盤が重くて弾けなくなる可能性もあると感じます。最近の電子ピアノは通常のピアノと性能面で遜色がない、という話も良く耳にしますので、慎重に考えたいと思います。

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待機児童問題

今回のショウノミクス(Vol.61)は、教育無償化シリーズの最終回として(無償化の視点からは多少ズレますが)待機児童問題について取り上げます。私の浅学非才ゆえに有効な処方箋が思い浮かばないため、現状把握及び論点整理が中心になります。
まず、待機児童の数が都市部に多く地方で少ない、というのはその通りですが、公表された数を鵜呑みにしてはならない、と思います。例えば横浜市は数年前に待機児童ゼロ宣言をしましたが、無認可保育所に流れた数が多く、職場復帰や就職活動を諦めた母親も多いため、問題が隠されている部分もあります。次に、保育士不足の問題ですが、有資格者110万人のうち保育園等で働いている数は40万人前後ですので、差分の70万人のうち部分的にでも活用!?出来れば、改善に繋がると考えています(一方でハコについては難しく、空き家の活用と言っても都市部では少ないため、それほど効果的でないかもしれません)。
深刻なのは、保育士や幼稚園教諭の給与が安すぎる問題であり、一例ですが、人件費に充当するという制限付きで政府や地方自治体が(認可保育園や質の高い無認可保育所に対して)助成を行う、という方法も考えられます。小学校にもひけを取らない重労働で責任の重い仕事だと感じますが、なぜこのような低すぎる給与という状況が起こってしまったのでしょうか?また、待機児童の順番の付け方についても、再考の余地があると思います。現状では、産休明けや育休明けの家庭が優先される傾向にありますが、一般に母親が求職中の家庭の方が切羽詰まっていることも多く、このような観点から言えば、就職しやすい資格を持つ薬剤師や看護師などの子供は後回しにする、という考え方もあると思います(慎重な検討が必要ですが…)。
さらに、机上の空論(i.e. 就業規則上)でなく、将来的に1年間の育児休暇取得が多くの企業で普及するようになった場合は、0歳児の預け入れをストップもしくは縮小し、満1歳からにする方策もあります。そうすると、対象となる乳幼児数はかなり減少しますので、結果的に問題の改善に繋がる可能性があります。まとまりのない議論になり、申し訳ありません。
なお、今後の「ショウノミクス」のシリーズものとしては、話題の「憲法改正」などを頭に浮かべてはおりますが、全く白紙の状態です。

池上彰氏について

今回のショウノミクス(Vol.60)は第60回目を記念して「池上彰氏」について取り上げます。「池上彰二世」と呼ばれている?(i.e. 自分で勝手に称している)私にとって、池上彰氏はある意味身近な存在!でもあります。
彼が司会のTV番組を見て、これだったら私にも務まるかもしれないと感じることもあり、実際に政治や経済、社会問題、生活や暮らし、外国事情や外交、国際問題など、ショウノミクスと類似の話題が取り上げられることも多くあるように思います。
ただし、彼のすごいところは客観的な解説に徹して自分の意見をほとんど言わない点で、こればかりは真似できないと思いました。「ショウノミクス」は数ヶ月前まで冒頭から意見を述べていたため、この点が超人と凡人の違いだとも考えています。
最近は、ショウノミクスでも始めに問題の概要などをピンポイントで説明するようになりましたが、これは別に池上彰氏を見習ったからという訳ではなく、問題の背景や専門用語などが分かりにくいため「いいね!」を押して良いかどうかの判断が付かない、という指摘や、最初に概略を説明して欲しい、というリクエストを複数の方からいただいた、という理由からです。
なお、余談ですが、数年前に池上彰氏が地元新聞社の招きで来鹿されて講演する機会があり、本家?の話を聞きたい!と考えたため、往復はがきで申し込み、チケットが当たったのですが(もちろん無料です)、急な出張と重なり、隣の研究室の学生に泣く泣く?譲り渡したことをふと思い出してしまいました。

里見香奈さんの奨励会退会

女流棋士の里見香奈奨励会三段が、規定の成績を上げることが出来ず、年齢制限で奨励会を退会になったというニュースが波紋?を呼んでいます。すなわち、スポーツ競技と同様、体力的な面も含め、将棋も女性は男性にかなわないのか?という意見が多く示されています。しかし、私の見解は異なり、彼女がプロ棋士になれなかった理由は大別して2つあると考えています。
1点目は、彼女は女流棋界で活躍しており、奨励会三段の男性会員と同程度の棋力でありながら、女流棋戦でかなりの賞金やステイタスを得ています。現在も無報酬で規定の成績を挙げられなかったら(26歳までに四段になれなかったら)年齢制限で退会になって別の道を探さなければならない男性会員達にとっては、内心面白くないはずでやっかみもあり、里見さんだけには絶対に負けたくない、という意識があって当然だと思います。
2点目は、そのような状況下で、里見さんの女流棋戦での棋譜は広く出回っているため、対戦予定の男性会員はこれらに目を通すことにより彼女の棋風が把握出来て対策が立てやすい、という側面があります。一方で、奨励会の対局の棋譜は公開されないため、里見さんにとっては男性会員の情報がほとんどない、という情報格差(もっと言えば情報の非対称性・不平等性)が存在します。そのため、傾向がつかめず不利な面があります。
このような理由により、彼女は三段リーグで負け越して強制退会、という残念な結果になってしまった、と考えています。なお、現在プロ棋士を目指している西山朋佳奨励会三段は女流棋戦にほとんど参加しておらず、三段リーグに集中出来る環境にあるため、難関をくぐり抜けて史上初!の女性棋士になってほしい、と願っています。

地方議会の活性化策

半月ほど間隔が空いてしまいましたが、本日のショウノミクス(Vol.59)は地方議会における議員のなり手不足の問題を取り上げます。
まず最初に地方議会といっても、都市部の県議会や市議会のように議員報酬が高額で競争率も高いケースと、有名になった?高知県大川村のような過疎地の町村議会を「一緒くた」にしてはならない、と考えており、今回は後者について議論します。
この問題の方向性としては、大別して2つの考え方があると感じており、1点目は議員の兼業を推奨、前提とする考え方です。その場合、報酬を増やす必要はありませんが、議員定数は大幅に増やす必要があり(本業での議会欠席が予想されるため、定足数を満たすためにはこのような措置が必須だと思います)、夜間や休日に議会を開催する等の出席率向上の方策が重要です。
2点目は、法改正が必要な兼業は許可せず、専業で専門性を持った議員の育成を目指す方策です。この場合、生計を立てていくためにも(過疎地の町村議会等における)議員報酬の大幅な増額は避けられない、と考えますし、お手盛り、との批判を浴びる可能性がある議員年金制度の復活や任期終了後の退職金割り増し等にも踏み込んでいかざるを得ない、と考えます。いずれの方策が有効なのか?は各自治体の状況に大きく依存すると思われますが、地方議員のみならず地域住民の総意(としての賛同)が得られるような具体策を考えていく必要性を感じます。

将棋世界特集号(羽生善治氏の国民栄誉賞受賞)

国民栄誉賞の羽生善治先生の将棋世界特集号を購入しました。
この本は、羽生さんが7大タイトルそれぞれで永世称号を獲得した際の五番勝負/七番勝負各局の観戦記を、過去の将棋世界(一部は週刊将棋)の該当号から抽出して再構成した物で、非常に価値が高く、個人的にも長時間楽しめる特集号だと思います。

ざっと見ると、プロ棋士の流行戦法の移り変わりの激しさ?を感じましたね!

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就職活動解禁

本日(3月1日)は、就職活動の解禁日なのですよね!
今年から学部生の卒論指導がなくなっため、忘れていました。
学生の皆さんには、悔いが残らないように持てる力を発揮して頑張って欲しいと思います。
就職活動のあり方など、以前にショウノミクスでも取り上げていたため、また機会を見つけて議論したい、と考えています。

高性能パソコン

高性能グラフィックボードを積んだデスクトップPCが、本日届きました(G-Tune君、長い間待ってたぜ、という感じです)。
ゲーミングPCというカテゴリーのため、金ピカなどの派手な筐体だったらどうしよう(e.g. 会計検査等での説明が工夫を要するかもしれない)と思っていたのですが、心配は杞憂に終わりました。

主としてディープラーニング(深層学習)を含む(ビッグ)データの解析用に!と計画しています。
ただ、今週は月曜からずっと細かい神経を使う(e.g. 極度の緊張を強いられる)業務に従事しており、心身ともに疲れ果てているため、セットアップやソフトのインストールは根詰めてやらず、マイペースでゆっくりしていきたい、と考えています。
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ハノンとチェルニー30番の練習

これから入試が終わるまでまでピアノを弾く時間が取れない可能性が高いため、本日の練習メニューは体力トレーニング!ばかりです。
ハノンの音階や練習曲は、左手だけではふらついてうまく演奏出来ないのですが、両手で弾くと何とか形になることが分かりましたので(何だかパシュートみたいですね)、左手の練習を多くする必要があると思いました。
チェルニー30番は、右手の細かい動きが多い割に左手は淡泊?なため、少なくとも左手の練習にはならないことが分かってきました。
そのため、左手が鍛えられる新しい教材を探そうと思います。

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「人を嫌うということ(中島義道)」

今回の「しょうちゃんの読書日記パート24」は、中島義道著「人を<嫌う>ということ」です。
「人を嫌っても人に嫌われても良い」と著者が主張しているらしい?ことは何となくわかりましたが、哲学者が書いた本はやはり難しいですね。
作者が見聞きした事例なども含めて、禅問答?のように感じた点も多くあります。
先入観を持ってはいけないのかもしれませんが、「哲学」に対するマイナスイメージがさらに増幅されてしまった感じです。

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