しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

日本学術会議の任命問題について

だいぶ間隔が空いてしまいましたが、今回のショウノミクス(Vol.106)は、日本学術会議会員の任命問題を取り上げます。
職業柄コメントしにくいのですが、一点だけ、S総理大臣は「自分は(任命されなかった6名を含む)リストを見ていないが、総合的・俯瞰的な観点から適切に判断した」と述べておられます。さらに、Z民党幹部、I上科学技術大臣などが、入れ替わり立ち替わり「学術会議」の問題点を指摘しています。これらの動きについて、私は世論に対する印象操作ではないか、と強く感じました。
すなわち、学術会議は問題が多い団体だから、何をやっても許される、言い換えれば多少の荒療治をしても構わない、我々の判断は正当で何ら瑕疵はない、と主張しているような気がしました。
問題がある団体かどうかはともかく、別の独立した事柄のため、論理のすり替えにほかならないと思います。このような言動でごまかすようなことをせず、任命問題そのものについて世間の納得が得られるような回答をすべきではないか、と考えています。