しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

(高齢)ドライバーによる死亡事故の防止策について

間隔が空いてしまいましたが、本日のショウノミクス(Vol.82)は、昨日の大津園児死亡事故など、最近立て続けに起こっている高齢ドライバー(の判断ミス)による痛ましい死亡事故の防止策についてです。まずは、免許更新の際に判断力など問題があるとされたドライバー(高齢者含む)の免許を強制力を持って取り上げるしかない、と考えます。
その際に問題となるのが、過疎地などの住民にとって車は生活の足であり、買い物などのために車を持っていないと生活出来ない(そのために高齢で判断力が鈍って怖いと感じていても運転せざるを得ない)という理由です。加えて、赤字路線の鉄道や路線バスなどが廃止されて極めて不便、という事情も多く挙げられています。
私の意見としては、路線バスなどの公共交通機関でなくとも構わないのではないか?と思います。例えば、路線バスは利用者の大半が沿線の住民であっても、それ以外の人も原則予約無しで乗車可能であり、そのために誰でもウェブサイトなどで運行スケジュールを閲覧出来ます(当然ですが…)。
もし利用者を沿線住民に限定したらどうでしょうか?バス停を設ける必要もなく、時刻表の一般公開?も不要ですので、費用も節約出来ます。地方自治体が買い物便として、マイクロバス(予約人数が少なければ乗用車でも可)を無料、もしくは実費などの廉価で運行したらいかがでしょうか?現にこのような交通手段を走らせている自治体も多いと思います。また、イオンなどこのような買い物バス便を走らせているスーパーマーケットもあり、市町村がスーパーなどに委託する、という方法もあると感じます。
話が少しそれてしまいましたが、免許更新の厳格化と自治体の費用負担による生活の足の確保が(高齢)ドライバーによる死亡事故を防ぐための有効な手段になる、と考えます。