しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

国会議員の歳費削減の問題(政党交付金を廃止すべきでは?)

本日のショウノミクス(Vol.100)は、国会議員の歳費削減の問題について取り上げます(おかげ様でショウノミクスの投稿記事は100回になりました)。1年間と区切って毎月の歳費を129万円から103万円に2割減らし、議員全体では約22億円の節約になります。2割では不十分なのでもっと減らすべき、議員の数を大幅に減らすべき、という意見も出ていますが、私の考えは少し異なります。
仮に歳費を半額カットにしても節約額は約55億円で一年限りですし、国会議員の数を50人減らしても、節約額は最大50億円です。
そこで提案です。歳費カットも議員数削減もしなくて良いので、政党助成金政党交付金)を廃止すべきではないでしょうか?年額約320億円ですので、十年間では3,200億円の節約になります。
そもそも、企業献金を廃止して個人献金に移行する、という趣旨で政党助成金が導入されたにもかかわらず、約束は反故にされて企業献金額は全く減らず(政治家個人への企業献金は禁止されましたが、政党や政治資金団体への企業献金は認められていますので、まさにザル法で抜け穴だらけです)、個人献金も増加の一途を辿り、その上打ち出の小槌!の政党助成金を受け取るのでは、国民は納得しないと思います。一刻も早く政党助成金を廃止し、我々の税金で政治家を養う?ことを止めるべきだと考えます。
P.S. ちなみに、歳費以外に文書通信交通滞在費100万円と立法事務費65万円(会派に支給)が毎月支払われますので、給与全体に占める削減分の割合は2割ではなく、たったの8.8%です。