しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

日本のIWC(国際捕鯨委員会)脱退について

本年最後の投稿はショウノミクスVol.78で、日本のIWC国際捕鯨委員会)脱退についてです。おそらく、政権中枢のトップダウンによる急転直下!の決定ではないか?と考えております。
少し背景を説明しますと、反捕鯨国の主な言い分は「クジラのような知能が高いシンボル的な高等生物*を捕獲するのはけしからん!(*-サメ類なども同様)」という環境保護団体の主張で、捕鯨国から見れば感情論に見えるようです。中には南氷洋のミンククジラなどのように個体数が増えて、その結果餌となる生物が減り生態系のバランスが崩れるなど悪影響を与えているケースもあると思います。
一点気になったのは、脱退によりIWCの会議の場から日本が閉め出されるのではないか?という点ですが、官房長官の記者会見等を見る限り、今後もオブザーバーとして(日本がIWCに)参加出来ることが担保されているように感じましたので、IWC脱退による日本の実害はそれほど大きくないのではないか?と感じました(まぐろ類の国際漁業委員会でも、協力的非加盟国という名称でオブザーバー参加が可能な委員会もあります)。普段の過激な論調?と異なり、奥歯に物が挟まったような表現になってしまい、申し訳ありません。
今年はなかなか時間が取れず、ショウノミクスの投稿が少なかったため、来年はもう少し増やすことが出来たら、と考えています。皆さん、良いお年をお迎え下さい!