しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

宅配便の値上げと時間指定見直し

だいぶ間隔が空いてしまいましたが、今週のショウノミクス(Vol.33)は、宅配便の法人運賃値上げや再配達の時間帯見直しをめぐる動きについてです。今回はアマゾンに関連するヤマト運輸の問題に限定して議論しますが、私が考える改善策は以下の2点です。
1.アマゾンプライムの廃止(または料金見直し(もちろん値上げ))
2.メール便への置き換え等荷物の小口化(ポスト投函への変更)
アマゾンプライムについては確かに便利ですが、年会費3,900円という破格の値段になっている以上、どこかにしわ寄せが来ているのでは、と考えていました。これは廃止(もしくは大幅値上げ)しても良いと思いますし、常識では考えられないような廉価な製品では、製造・販売等のプロセスで目に見えないしわ寄せが起こっている、と考えた方が良さそうです。これは人件費の安い諸外国で生産している場合も多いので、産業の空洞化とも関連する問題ですが…次にアマゾンで気になっていたのは、小さな文庫本やPCパーツでも大きなパッケージで送られて来ることが多い点です。このようなカスタマイズは梱包時の手間を増やすのかもしれませんが、やはり出来ることから、小型の物はメール便などポスト投函可能な印鑑やサインがいらない方法で配達すべき、と考えます。ヤマト運輸の再配達時間帯見直し(12-14の廃止、および20-21から19-21に変更)と合わせて、この2点だけでも大幅な労力削減につながると考えています。残業代不払いなどの問題は、またの機会に取り上げたいと思います。