しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

学会発表における受け答え

本日は自分に宿題として課していた学会発表について投稿します。実は大学院で勉強していた頃は、それなりに時間をかけて準備をしていました。当時の指導教員に「いろいろな人が聞きに来ているので、質問に対してトンチンカンな答えをした場合など、コイツはきちんと理解していない、と皆に思われて一瞬で(大学への)就職がダメになってしまうこともある」と言われて、自分で想定問答を作ってイメージトレーニングをしていたこともあります(効果があったかどうかは疑問ですが…)。
しかし、その反動か?研究所に就職後は(たとえ恥をかいても職を追われることはないので)必要最小限のことしかしなくなり、どこで面白いジョーク!を言えばうけるのか?しか考えなくなって現在に至っています。それでも問題なく乗り切れるため、学会発表をする時間があるならば、その分論文を(書きなさい)という一般論!は確かに的を得ていると思います。
ただし、この教訓は質問者の立場では生かされていて、座長の時も含めて(通常聴衆から質問が出ない時には座長が自爆!してコメントしなければならないルールになっています)、学生(学部生・大学院生(修士/博士))の発表に対する質問には非常に気を使います。近年はお助けの誘導質問をしたにもかかわらず「分かりません。調べて報告します」などと即座?に答えられることもあり、「調べなくてもここで冷静に考えたら分かるだろう」と突っ込みたくなることも多いです。なかなか思い通りにはいかないものですね。