しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

奨学金の延滞/未返済の問題

奨学金問題(延滞者および未返済者の急激な増加)の解決策は(ショウノミクス?によると)国が連帯保証人になり、未返済部分を税金で補填する以外に方法はない、と考えます。延滞者への取り立ては金融機関の論理そのものである一方、担保も取らず返済の可能性を考慮せずに大金を貸し付けています。とはいえ、審査を厳しくすると借りられる学生が限られ、広範囲に行き渡らなくなります。給付型の奨学金や大学独自の奨学金を充実させることは重要ですが、給付型は貸与型と比べて多額の原資が必要です。そこで、卒業後返済の余裕がない場合は定期的に猶予届を提出してもらい、その間の返済猶予を認めれば良いと思います。借金がチャラになるという批判はもっともですが、免除ではなく猶予と考えれば整合性は保たれますし、生活保護等の社会福祉政策と同列に論じるのであれは、返済が難しい場合は棒引きしても良いと感じます。