しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

東京医大をめぐる一連の問題について

本日のショウノミクス(Vol.71)は、東京医科大学をめぐる一連の問題(M科省幹部子息の裏口入学疑惑、毎年?の裏口入学リスト作成、女子受験生への一律減点!etc.)について議論します。
問題発覚の発端となった裏口入学疑惑は決して許されることではありませんが、一方で本当に「東京医大」だけなのか?という疑問を持ったのも事実です。
女子受験生への一律減点についても、「必要悪」と言い張るのならば、なぜ募集要項に明記しないのか?おそらく世間の批判を恐れてのことだと思いますが、きちんと書いてあれば(医学部では地域枠等の優遇措置を実施している大学もあるため)道義的に非難される(i.e. 評判が悪くなる)ことはあっても、ここまで大きな問題にはならなかったと感じます。
センター試験に代わる新テスト導入に際して、学科の記述式問題もそうなのですが、(人物重視、論理的思考力を見るなどの理由で)面接や小論文などの比重が高まると、細かい採点基準を設定していたとしても主観的な要素が多くなるのは紛れもない事実ですので、デメリットの方が大きいのでは?と考えています。