こちらも間隔が空いてしまいましたが、今年最初のショウノミクス(Vol.88)は恒例!の「豊洲市場のマグロ初競り」についてです。本当は「IR(カジノ)疑惑」か「ゴーン(007)脱出」にしたかったのですが、腑に落ちない点があまりに多いため、別の機会に譲りたいと思います。
今年も約1億9千万と高額で、SしざんまいのK村社長は「大赤字」「皆さんにいいマグロを食べていただきたいので頑張りました」などとコメントされていますが、広告戦略としても十分ペイしている、と考えています。
厳密に言えば、お正月のゴールデンタイムにスポットCMを流すよりも費用がかかるのかもしれませんが、ニュースとCMでは信頼度が違いますし、多くのマスメディアがこぞって取り上げている状況を鑑みると、話題性もあり、毎年の繰り返し?で知名度アップにつながっているため、有効な広告手段ではないか、と感じております。
話は変わりますが、第一次産業の厳しい労働環境で働いている方々の収入・所得はもっと多くて然るべき、と思いますので、このような単発的なご祝儀であっても、漁師さんが多くの収入を得られるのは良いことではないか、と私は考えております。