しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

ピアノの練習と作曲の訓練

本日は久しぶりにピアノの練習をしました。ブランクゆえに案の定全く指が動かなくなっていました。リカバリーにはかなり時間がかかりそうな感じです。
しかし、私の上達の遅さを棚に上げて言うのもどうかと思いますが、ハノンはともかくとして、チェルニー練習曲というのは何故これほどまでに退屈なのでしょうか?作った人の気がしれません(笑)。
本日のピアノ練習の投稿パート2です。チェルニーを早々に諦めて、昔よくやっていた庄野流ソルフェージュ、すなわち近現代入口のコンチェルトなどのパッセージを聴いて、初見でメロディラインや和声進行をピアノで追ってみるという訓練を行いました。これは曲の選択が重要で、ベートーベンやショパンなどの古典派やロマン派では、和声進行が全て分かってしまうため、練習になりません。シェーンベルクなどの十二音も同様です。かといって、最初から武満徹先生というのはハードルが高すぎます。はじめプロコフィエフのピアノ協奏曲でやっていたのですが、彼の音楽は転調が特徴的ですが調性はあるので、比較的なぞりやすかったです。そこでストラビンスキーに切り替えたのですが、有名な春の祭典でもメイン部分しか覚えておらず、良い練習になりました。また、スクリャービンも教材として使えると思いました(当然後期の無調音楽です)。バルトークも試してみたのですが、学生時代に繰り返し聴き過ぎたためか、3曲のピアノ協奏曲のメロディーの大半がインプットされたままでショックを受けました。こんなことに脳の記憶容量を費やしているのならば、消去して研究のアイデアにリプレイスしたいです。研究が遅々として進まない理由が、ようやく分かりました(笑)。

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