しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

ロシアのウクライナ侵攻について

間隔が空いてしまいましたが、今回のショウノミクス(Vol.115)はロシアのウクライナ侵攻についてです。長期戦の様相を呈しており、一般市民も含めて多数の死傷者を出す悲惨な戦争を起こしたロシアの行為は、決して許されるものではないと思います。その上で、プーチン大統領が侵略に踏み切った理由を考えてみました。
1点目は、ソビエト連邦崩壊からロシアへの変遷を含めた歴史的背景についてです。日本で言えば「都道府県は黙って国の言うことを聞けば良いのだ」のような意識(思い上がり)があるのではないでしょうか。2点目は、ウクライナで親ロ派の大統領当選後、市民運動の高まりによって再選挙が実施され、親欧米派の大統領が誕生した2004年のオレンジ革命について、プーチン大統領が根に持って逆恨みしているのではないか、ということです。3点目は、2014年の冬季オリンピックパラリンピックの間にロシアが行ったウクライナ東部のクリミア併合について、国際的にもそれほど話題にならず、非難が少なかった、とプーチン大統領が勘違いしているのではないか、ということです。
いずれにしても、この戦争が一刻も早く終息することを心より願っております。