しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

集中豪雨による被害を減らすための方法

今週の集中豪雨では、熊本県を中心に九州全域で多くの犠牲者が出て、河川の氾濫や土砂災害、家屋の浸水や道路の冠水などが広範囲で起こっており、ショックを受けました。今回のショウノミクス(Vol.102)では局所的な豪雨による被害を少なくする、特に人的な被害を軽減させる方法について考えてみたいと思います。
7月の九州地方や西日本の豪雨は、ここのところ毎年のように起こっており、○○年ぶりの決壊、観測史上最大(△番目)の雨量、などというニュースを多く見かけますし、雨も年々激しさを増しているように感じます。地球温暖化による異常気象の影響もあり、もはや過去のデータは参考になりにくいのではないでしょうか。
そのため、ハザードマップなどを活用して、災害が想定されるエリアでの新規の住宅着工を禁止(もしくは制限)すべきではないでしょうか。先祖代々の土地云々という日本人固有の価値観もあり、現状の土地や家屋をとりあげるというのは難しいですが、今後の人口減少や空き家の問題*を考えると、将来的に居住禁止区域が増加しても何とかやりくり出来るのではないか、と感じます。
*もちろん、解体費用がかかりますし、固定資産税をどうするか、という問題も生じますので、行政主導で行うべき、と考えます。