しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

新潟県高野連が導入を予定している球数制限について

今年に入ってから投稿ペースが落ちてきていますが、久しぶりのショウノミクス(Vol.80)は、新潟県高野連が今春から導入予定の球数制限(1人の投手の投球数は1試合当たり100球まで)に「待った!」をかけた日本高野連の思惑についてです。
メディアでも言及されているように「どのような権限があって(日本高野連が)再考・中止を指示出来るのか?」「いくら試合で球数制限を実施しても普段の練習で投げ込みを多くしていたら無意味ではないか?(強豪校の中には早朝から深夜まで猛練習している学校も存在する)」という批判はさておき、強豪校を除けば複数投手がいる学校はそれほど多くなく、投手の故障を避けるための措置がかえって不公平感や戦力格差の増大につながる、という日本高野連の論調には正直疑問を感じます。
一例ですが、昨夏の甲子園準優勝校の金足農業高校は、決勝戦を除き、吉田投手が一人で投げ抜いて勝ち進みました。もし1試合100球の制限が課せられていたらどうでしょうか?一点差の接戦が多かったこともあり、早い段階で敗退していた可能性が高かったのではないか?と感じます。
このような球数制限は(投手が1人しかいない普通の高校のみならず)ドラフト上位候補の投手がいる強豪校にとっても不利に働く可能性が高く、彼らの意図?を汲み取って、日本高野連が(委員会で議論するので結論が出るまで待ちなさい!と)時間稼ぎ?をしている側面もあると感じますが、いかがお考えでしょうか?私の苦手分野であるスポーツに対する論評のため、的外れな点もあろうか、とは思いますが、何卒ご容赦下さい。