話が前後しますが、先週父親が急に亡くなりました。高齢のため家族葬で済ませました。
父は若い頃から苦労人で、小学生低学年だった終戦後、毎週一人で満員列車に乗って食料の買出しに行ったはなしを良く聞かされました。ダンプカーやブルドーザーなどの建設機械を販売する仕事に定年まで携わっていましたが、新車を運び込み翌日納車式に行ったら跡形もなく消えていた(893に持って行かれた)はなしも、耳にタコができるほど聞かされました。不況で売れない時期が多く、中小零細企業のため、苦労が多かったことと思います。
近年は満身創痍で、病気入院や手術を繰り返していましたが、唯一の趣味が読書のため、外出したり人に会わなくてもできるので、そういう意味では良かったというか、恵まれていたのではないか、と感じます。もっと長生きしてほしかったですが、やりたいことは全てやり尽くした幸せな人生なのではないか、と思います。長文失礼しました。