しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

矢代秋雄のピアノ協奏曲と交響曲

今回の「しょうちゃんの読書日記パート23」は、趣向を変えて音楽視聴日記に変更します。矢代秋雄氏作曲のピアノ協奏曲および交響曲で、既に絶版となっていますが、Amazon出品の地方のレコード店から新品を定価以上の価格!?で購入しました。
これほどまでに研ぎ澄まされて、日本的な情緒を感じさせない作品があっただろうか、と思うほどの名盤で、特にピアノ協奏曲は。初演時に弾いた中村紘子氏のロマンティックな演奏と対極にあるような無機質!な感じが素晴らしい、と思いました。
もちろん現代音楽で調性はありませんが、バルトークやプロコフィエフ、メシアンやベルグ等に抵抗を感じない方にとって素直に受け入れられる、ある意味古典的な傑作?だと感じます。
このような曲を作ってみたい、という意味も込めて星5つです。

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