しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

衆議院選挙結果の感想

今週のショウノミクス(Vol.49)は、10月22日(日)に実施された衆議院選挙の結果に対する感想です。民進党が分裂してしまったため、野党第一党の議席数が過去最低になっていますが、この状況は2012年12月のの総選挙と似ていると思います。
今回野党第一党になった立憲民主党が55議席(追加公認含む)で野党第二党の希望の党が50議席ですが、2012年は野党第一党の民主党が57議席、第二党の維新が54議席ですので、それぞれ近い人数になっていると考えます。2012年当時から現在までの5年弱の間にもいろいろな動き(離合集散など)がありましたが、今後どのような形で野党再編?が進んでいくのか、そしてどのような体制で安倍内閣に対峙していくのか、興味深く見守っていきたいと思います。
政権交代可能な二大政党制を指向して導入された小選挙区制度ですが、うまく機能しているとは言い難く、やはり日本人の考え方とは合わないように感じます。むしろ、多様な価値観を認め合う!穏健な多党制の方が日本人の感覚にマッチしているように思います。そのためにも選挙制度等の議論を行い、以前に行われていた中選挙区制に戻すべきではないか、と個人的には考えています。