しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

ショウノミクスとアベノミクスの比較

連投ですみませんが、本日のショウノミクス(Vol.50)は第50回の記念特集号!?になります。おかげ様でこのコーナーもコンスタントに継続することが出来、皆様に感謝しております。今回は、アベノミクスに代わる有効な施策として2014年12月16日に投稿させていただいたオリジナルの「ショウノミクス」を再掲し、アベノミクスと比較してみたいと思います。ショウノミクスは
1.法人税の増税  2.富裕層の所得税増税  3.公的年金の積立方式の変更(各自が積み立てた金額を (政府が元本保証型等をベースにしたのローリスク商品で運用して) 老後に受け取る仕組みに変更する→現在の方式では、高齢化が進み受給者の割合が増えるにつれて受給額が減少し、(巨額の税金を投入するなどの方策を取らない限り) 将来的に破綻する恐れがあります)
の「3つの項目」からなり、日本の財政再建と国民の可処分所得の増加、の両立を強く意識しております。
アベノミクスの「三本の矢」(1. 大胆な金融政策、2. 機動的な財政政策、3.民間投資を喚起する成長戦略)と比較すると、有効性には雲泥の差があると思います。経済指標が上向き景気が良くなったと言えども企業の内部留保が増加して賃金に反映されない現象も「ショウノミクス」により改善されると思いますし、現状では大企業や富裕層を優遇するアベノミクスの副作用が強く、方針転換が必要と考えます。