しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

Go to トラベルの推進とお盆の帰省の自粛の矛盾について

今回も間隔が空いてしまいましたが、本日のショウノミクス(Vol.103)ではGo to トラベル(Go to トラブル?)のキャンペーン推進について議論します。既に今夏のお盆は終わってしまいましたが、お盆の帰省自粛(政府高官や知事などによる「帰省を控えて」などの呼びかけを含む)について、自分なりに政府Z民党の狙いを考えてみました。
帰省では鉄道や飛行機等の交通費が主な支出である一方、観光(Go to トラベル)では交通費はもちろんですが、宿泊や飲食にお金を落とし、観光地では入場料や入館料もかかりますので、幅広く支出するという点で両者は異なります(祖父母にコロナウィルスを移さないためホテルに泊まるという人もいるかもしれませんが、少数派でしょう)。
そこで、観光協会会長でもあるZ民党の2F幹事長は多額の献金を受けていることもあり、旅行を推進するための施策(Go to トラベル)を考えたのではないでしょうか?
当然のことですが、私は現状でのGo to トラベル キャンペーンには反対で(感染状況を考えると時期尚早だと思います)、リーマンショックを超える厳しい状況下でテコ入れする業界を恣意的に決める、ということはあってはならない、と感じます。旅行業界や飲食業界は落ち込みが厳しい、という主張を耳にしますが、売り上げの減少を考慮すると他にも厳しい業種は多く存在します(一例ですがアパレルや鉄道など)。相対的な比較や経済効果の予測なども含めて、客観的な根拠に基づいて支援策を決めていかなければならないと思いますし(そのような観点からすればアベノマスクは愚の骨頂ではないか?)、まずは医療体制の拡充が急務と私は考えます。