しばらくぶりの連載コーナーですが、しょうちゃんの読書日記パート39は、相場英雄「震える牛」です。居酒屋で起きた連続殺人事件の動機が大手SC(ショッピングセンター)全国チェーンの会社の食肉部門の揉め事に関係していることから物語が展開されるのですが、ネタバレを避けるためにも、この位にしておきます。
SCが本業のスーパーマーケットで収益が上がらず、テナント料で利益を上げている、というのはなるほどと思いました。この本を読んでからハムやソーセージ、ハンバーグ/ハンバーガーなどの食肉加工品を食べるのを少し躊躇するようになってしまいました
また、フィクションであることは分かっているのですが、具体的な会社が強くイメージされてしまい、頭から離れませんでした。