しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

Z民党総裁選挙に関するマスメディアの報道について

間隔が空きましたが、本日のショウノミクス(Vol.104)はZ民党総裁選挙に関するマスメディアの報道についてのコメント2点です。
1点目は、特定の候補に肩入れする(言い換えればそうでない候補に対するネガティブキャンペーンを行う)TV報道、新聞記事などが目立った点です。新聞の社説などで論じるのはともかく、特定の候補のみインタビューに呼ぶ、重点的に取り上げる、というのは、いくら会社の方針に合致?しているとはいえ疑問に感じますし、やはり報道姿勢として公平かつ中立であるべきと考えます。
2点目は、Z民党総裁選自体を過度に詳しく、頻繁に取り上げ過ぎなのではないでしょうか。現状では「自民党総裁イコール総理大臣」であるとはいえ、通常の選挙とは異なり、地方組織による意向調査の投票権がある人の割合も少なく関係者も多くはありません。新型コロナの感染対策をはじめ報道すべき事項が多くある状況下においては比重が高すぎるのではないか、と思いました。確か前回の総裁選でも、この点を追求された某国営放送の幹部が国会答弁で「Z民党の宣伝のため」と本音?を漏らし、謝罪に追い込まれたことを思い出しました。バランスという意味では野党の合流新党の党首選も多少は取り上げるべきですし、整合性という観点から言えば、合流新党の党首選が党員・サポーターの投票を実施しないことについて突っ込んでもよいのではないでしょうか。