しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

「うつ病九段(先崎学)」

長い間隔が空いてしまいましたが、しょうちゃんの読書日記パート36は、先崎学の「うつ病九段」です。プロ棋士先崎学九段がうつ病で対局を休場、入院していた日々を描いたエッセイです。
一番感じたことは、うつ病は心の病気ではなく、脳の病気であること、そして適切な治療を受ければ治る可能性が高いことです。
作者の実兄は著名な精神科医で、すぐに慶応病院に入院出来たという恵まれたケースかもしれませんが、それでも治療の質は重要な要素だと思いました。
それにしても、将棋のプロ棋士が七手詰めの詰将棋を解けなくなる、というのは驚きました。私でも解けるのに…

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