しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

かんぽの不適切契約問題について

こちらも間隔が空いてしまいましたが、今回のショウノミクス(Vol.85)は「かんぽの不適切契約問題」について取り上げます。二重(新旧の重複)契約、新規契約に際して旧契約解約後に無保険期間を設定、被保険者の変更に伴う解約返戻金の大幅カット、などとやりたい放題ですが、18万3千件(おそらくもっと増えると思います)と言われる不適切契約の大半は営業職員の報奨金システムが招いた問題であり、高齢者を狙い撃ちしていることからも、非常に罪が重い所業では!と考えています。
社長などの経営トップがこのような問題を最近まで認識していなかった、ということも信じられない点であり、K泉政権で郵政民営化が行われてから、もっと言えば郵政民営化が決定した時点から、このような不正契約(不適切契約)は行われていた、と考えられます。なぜならば、郵政民営化前後の時点において既に信じられないような安い基本給での営業職員を大量に募集していたことを私も記憶しており、不適切な方法で歩合給を稼がないと生活していけないのではないか?と感じていました。
なお、経営陣は「本年度の保険契約に関するノルマをやめる」と表明していましたが、これもおかしな話で、まずやらなければならないことは報奨金(歩合給)のシステムを全面的に見直し、契約者の不利益にならないように改めるべきだと考えます。いくら今年度のノルマを中止しても、ほとぼりが冷めるのを待って、次年度から現行システムのノルマを復活したら、また同じことが起きるだけではないか?と感じます(このようなことはなく、十分に検証してきちんと改善されると思いたいですが…)。