しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

NHK「クラシック音楽館」を見て(聴いて?)います

今夜は久しぶりにNHKクラシック音楽館」を見て(聴いて)います。本日のメニュー?は、平尾貴四男「交響詩曲"砧"」、矢代秋雄「ピアノ協奏曲」、(十二音技法の創始者である)シェーンベルグの初期作品、ベートーベンの管弦楽曲の小品などです。
平尾貴四男の管弦楽曲は初めて聴きました。日本の五音音階はもちろんですが、フランス的な色彩が強いように感じました。
現在は矢代秋雄のピアノ協奏曲がちょうど終わったところですが、この時代(1929年生)の日本の作曲家としては珍しく、日本的な情緒を全く感じさせない、洗練された曲だと思います(やはりフランス的)。CDで聴いていると見落としがちですが、非常に難易度の高い曲で、本日のピアニスト「河村尚子」も相当の実力の持ち主であることが分かります(上から目線!ですみません)。普段ショパンなどロマン派の曲をレパートリーとしているピアニストが、このように無機質?な演奏をすることに驚きを感じます。