こちらも間隔が空いてしまいましたが、本年初めての「しょうちゃんの読書日記パート32」は、病院での長い待ち時間に読破した「白ゆき姫殺人事件(湊かなえ)」です。
ある会社の女性従業員がメッタ刺しの(灯油をかけられた)黒こげの遺体で発見されるという凄惨な殺人事件ですが、作者独特の「登場人物が順番に語っていく」という手法は、この小説でも踏襲されています。
巻末にSNSの時系列な投稿が資料?として掲載!されていて驚きましたし、無責任な人の噂は非常にこわいと思いましたが、女性の意地悪な(というのか、棘がある)言動が同性には容易に見破られるが、異性にはなかなか気付かれない、という状況が戦慄を覚えました。
P.S. 私も「人を見る目がない」と言われることが多いため、鑑識眼?を養わなければならない!と思います(笑)。

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