しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

統計科学の集中講義を聴講してきました

一昨日から本日までの3日間、大阪大学基礎工学研究科に出かけていました。目的は統計学の集中講義の聴講で、「データ科学特論」という大学院生対象の授業を、毎年一定人数まで外部の社会人などに開放しています。
私は、2年連続4回目の出場(甲子園風?)ですが、毎回1-3日程度の出席で、5日間の全行程を通して参加出来た機会がないのが、ちょっぴり残念でもあります。講師の方は日替わりで、毎回5人の先生(阪大以外の方が多いようです)が担当されます。
今年度は広い意味でのベイズ統計学がテーマで、心理学分野への応用やMCMC法(Markov chain Monte Carlo methods)の最近の話題、状態空間モデルやデータ同化、materials informaticsなど多岐に渡り、盛りだくさんでした。物質・材料科学分野への応用(有機化合物の探索等)など初めて耳にする話は新鮮に感じましたし、MCMC法などは良い復習の機会になりました。また、一流の先生は説明も上手なため、教授法という観点から見ても、非常に参考になりました。

f:id:hshono:20180830145502j:plain

f:id:hshono:20180830145529j:plain

f:id:hshono:20180830145549j:plain