2018-08-15 「その日のまえに(重松清)」 しょうちゃんの読書日記 間隔が空いてしまいましたが、今回の「しょうちゃんの読書日記パート28」は、重松清「その日のまえに」です。 家族や友人など過去の出来事も含めて身近な人間の死をテーマにした短編集ですが、それほど重苦しく感じないのは、日常のありふれた出来事として淡々とした筆致で描かれているからかもしれません(それでも後半の作品は涙があふれてしまいましたが…)。 重松清の作風として良く言われているような軽さも特に感じませんでしたので、また彼の小説を読んでみたいと思いました。