しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

今月初めてのピアノ練習(2018年7月)

今月最初のピアノ練習は、桐朋学園の依嘱による現代ピアノ曲集シリーズです。押し入れの引っ越し段ボールを整理していた時に、バルトークのミクロコスモスと一緒に発見!しました。
全部で3冊(子供用が2冊、大人用?が1冊)あり、難易度は玉石混淆ですが、初見で弾けるような易しい曲から八村義夫彼岸花の幻想」のような全音でいうところの難易度レベル6++に該当するような難しい楽曲まで、総勢40-50人の現代作曲家(全て日本人です)のピアノ作品が集められています。1950~70年代に作られた曲が多いためか十二音技法による作品も幾つかあり、明瞭な調性を持つ音楽は少ないのですが、中にはプロコフィエフを思わせるような転調を繰り返す作品も見受けられます。
日本民謡の音階やメシアン全音階、現代フランスの作風等、子供用の作品といえども各々の作曲家の個性が出ているように感じました(特に小山清茂、野田輝行、三善晃湯山昭ら)。
その他にも伊福部昭のピアノ組曲や入野義朗のピアノ曲などの楽譜が出てきたため、少しずつ練習していきたいと思います。

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