しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

「贖罪(湊かなえ)」

本日の「しょうちゃんの読書日記パート19」は、先週末に読んだ湊かなえさんの「贖罪」です。
小学四年生の女子児童が殺害され、その場に居合わせた(一緒に遊んでいた)同級生の4人の少女の数奇な運命について、順番に一人称で語ってゆく、彼女の作品に多い形式の物語です。
ストーリーがデビュー作の「告白」と類似していますが、「告白」ほどの衝撃!は感じなかったです。
最後の方で犯人が実の父親だと判明するのですが(ネタバレですみません)、動機がおぞましいロリコン趣味なのか、それとも復讐なのか、立ち止まって考えても分かりませんでした。

f:id:hshono:20180328184636j:plain