本日の「しょうちゃんの読書日記パート19」は、先週末に読んだ湊かなえさんの「贖罪」です。
小学四年生の女子児童が殺害され、その場に居合わせた(一緒に遊んでいた)同級生の4人の少女の数奇な運命について、順番に一人称で語ってゆく、彼女の作品に多い形式の物語です。
ストーリーがデビュー作の「告白」と類似していますが、「告白」ほどの衝撃!は感じなかったです。
最後の方で犯人が実の父親だと判明するのですが(ネタバレですみません)、動機がおぞましいロリコン趣味なのか、それとも復讐なのか、立ち止まって考えても分かりませんでした。