しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

総選挙に関する新聞の偏向報道

本日のショウノミクス(Vol.48)は、総選挙に関するメディア(特に新聞)の偏向報道についてです。今に始まったことではありませんが、全国紙の偏った報道はひどいと思いました。例によって、A日とM日は安倍政権の批判、Y売とS経は自民党擁護のオンパレードで、社説のみならず識者の意見や街の声、さらに政治面にも及んでいるように感じました。経済紙だけあって、N経がまだ比較的中立に扱っているのではないか、と考えています。
安保法案や憲法改正についてもそのような傾向が見られましたが、今回の総選挙では特に識者欄も自社の見解に近い人の意見を多く掲載し、定量的に扱う必要が無いのをいいことに、街頭インタビューなども各々の新聞社に近い意見、もしくは近くなるように編集して?(これは内閣支持率など、世論調査での質問作成でも見受けられるように思います)載せているように感じました。
民進党が割れて希望の党が出来、結果として政策が自民党と似通っても、A日とM日は政府与党よりはまだまし、というキャンペーンを展開し、Y売やS経は希望の党代表であるK池都知事や民進党出身者の批判を繰り返し、日頃から複数の新聞を読み比べていないと洗脳?される可能性もあるのではないか、と感じるほどです。
K池氏のようなモンスター人間?が登場したことも、彼女をヨイショして持ち上げていたメディアの責任は非常に大きい、と考えます(最近は見限って、批判している社が多いようですが…)。やはり新聞は「不偏推定量!?」を載せなければならない、と思いますし、意見を述べるのは社説のみにしていただきたいです。