しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

働き方改革に対する提言

今週のショウノミクス(Vol.32)は「働き方改革」に対する提言です。現行の三六協定よりはましですが、1ヶ月で100時間、2-6ヶ月平均で月80時間(仮に6ヶ月で計算すると80時間*6ヶ月=480時間)、年間で720時間(60時間*12ヶ月)という残業の上限は過労死ラインすれすれで、あまりに多すぎると感じます。加えて、月末など一部の時期に業務が集中する場合が多いため、過密スケジュールの過重労働を避けるためには、やはり「インターバル規制」とセットでの導入が不可欠だと思います。
現行では休憩時間の規定は設けられていますが(6時間以上の連続勤務で最低45分間、8時間以上では最低60分)、一旦会社を出た場合には、たとえ残業が深夜におよんでも、さらに次の日に早朝から出社した場合でも、すなわち徹夜勤務に近い状況においても制限がありません。このことが過労死、およびうつ病などの精神疾患を増やす原因になっているように感じます。そこで「11時間」などと長めに設定したインターバル規制を取り入れることにより、休息や睡眠の時間を確保でき、過密な過重労働を多少なりとも減らすことが出来ると思います。
関連項目として「同一労働同一賃金」や「ホワイトカラーエグゼンプション」の問題についても稿を改めて取り上げたいと思いますし、別件ですが、M反園鹿児島県知事の川内原発再稼働のスタンスについてもいずれ議論してみたい、と考えていますので、人気の連載シリーズ?「ショウノミクス」を引き続きよろしくお願いします(笑)。