今回こそ本年最後のショウノミクス、当初は鹿児島県知事M反園氏の川内原発再稼働のスタンスについて取り上げる予定でしたが、今後紆余曲折がありそうなため当面保留にし、年金改革?法案と同じ日に可決されたIR法案(カジノ法案)について議論したいと思います。
数百億円規模の経済効果が予想される一方で、ギャンブル依存症やカジノが出来る地域の治安悪化等が指摘されていますが、私もこの法案には反対です。このような一大事業!をはじめるに当たっては、部分的に特区や指定管理者制度等を利用しても、パチンコ等の場合と異なり全てが民間の資本で、という訳にはいかないと考えます。そこで何が起こるか、どうしてZ民党が成立を急いでいたのか、やはり巨大な利権が生まれて、政治家が多額の献金を受け取るシステムや官僚の天下り先が出来るのではないか、と危惧しています。国内外で深刻な社会・経済問題が山積している現状で、カジノの設立は優先順位が高い事項なのか?個人的には甚だ疑問に感じます。