しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

大学受験時の回想

思わぬ反響があったため、横道にそれてしまいますが、大学受験時の状況について記憶をたどってみたいと思います。高3秋に音大(私立は経済的に無理なため東京藝大作曲科)を諦めて無気力な日々を過ごしていましたが、やはり大学に行きたいと思い、当初千葉大の教育学部音楽専修を考えましたが、あまり魅力を感じませんでした。そこで学部・学科案内号を購入し、種々の学問の入門書を図書館で借りて読んでみたのですが、なぜか数学の本に面白さを感じたことが理転のきっかけです。当時は音楽に熱中し過ぎて赤点コレクターだったため、文系も理系も関係ないと考えていましたが、担任の数学教師に「本気か?数Ⅲ(微積分等)の授業を取っていないのに受かる訳がない!」と言われたため、さすがに頭にきて「微分(ビブン)のことは自分(ジブン)でやります」と古いジョークで聞き流していました。昔から人の言うことを聞かず、自分の能力を過信する傾向にあったようです。ただ、やはり見通しが甘く、一年浪人してしまいました。しかし浪人時代の友人達には今でも会う機会が多く、微積分の独習も学生がつまづきやすい項目を丹念に拾っていくという観点から、現在の数学の講義に多少なりとも役立っていると思いますので、決して無駄ではなかったのかもしれません。