しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

新学期の授業が始まりました

一昨日から新学期の授業が始まり、私も本日「基礎水産資源学」(今年度からの新設科目)の初回授業を行いました。
学部2年生を中心に水産資源学の基礎を教える、という他大学も含めてあまり類を見ない講義のため、水産生物学や資源解析学、漁業学や水産法規、漁業の現状など、多岐にわたる項目を広く浅く紹介することにしました。
講義に際しては、
1.社会に出て役立つ知識を教授しているか、
2.授業料に見合った質を維持出来ているか、
の2点を常に心がけていますが、統計学や数学等の自然科学系の科目と異なり、水産の専門科目は前者のとらえ方が難しいと思います。
後者は、仮にキャップ制の上限25単位を半期で履修した場合、ラフな試算ですが、267,900円÷(25/2単位)÷15回÷(1.5h)=952.5円/hとなり、学生1人当たりの授業料の時給?は千円弱となります。
一例ですがコンビニのバイトより高額ですので、やはり責任重大だと思います(今回は好意的な感想が多かったので、一安心ですが…)