しょうちゃんのつれづれ日記

日々のお仕事、趣味の将棋と音楽関連(ピアノ・作曲)、読んだ本の感想および社会問題や国内外の政治・経済等に対する批判的な論評(ショウノミクス)などの内容が中心になります。

読書日記

「愚行録・崩れる(貫井徳郎)」

間隔が空いてしまいましたが、令和最初の「しょうちゃんの読書日記パート33」は、貫井徳郎の「愚行録」「崩れる」で、この人の作品を読むのは初めてです。 「愚行録」は一家惨殺の被害者の知人や友人、親戚などが記者のインタビューに答える、という形を取っ…

「白ゆき姫殺人事件(湊かなえ)」

こちらも間隔が空いてしまいましたが、本年初めての「しょうちゃんの読書日記パート32」は、病院での長い待ち時間に読破した「白ゆき姫殺人事件(湊かなえ)」です。ある会社の女性従業員がメッタ刺しの(灯油をかけられた)黒こげの遺体で発見されるという…

今野敏「去就(隠蔽捜査6)」

ほぼ一ヶ月ぶりの「しょうちゃんの読書日記パート31」は、今野敏「去就(隠蔽捜査6)」です。彼の警察小説を読むのは2作目ですが、他に横山秀夫などの作品を読んだことがあります。 それにしても、主人公の竜崎伸也(大森署長)のように原理原則を曲げず正論…

漫画「グラゼニ」

間隔が空いてしまいましたが、「しょうちゃんの読書日記パート30」は、趣向を変えて?漫画「グラゼニ」です。今年の夏頃から空き時間を見つけて読み、ようやく「オリジナル全17巻」「東京ドーム編全15巻」「パリーグ編1-2巻」を読破しました。 この漫画の内…

「泣き虫しょったんの奇跡(瀬川晶司)」

今回の「しょうちゃんの読書日記パート29」は、「泣き虫しょったんの奇跡」です。現在公開中の映画の予習?も兼ねて、読んでみました。 将棋のプロ棋士養成機関である奨励会を年齢制限で退会後に会社員(システムエンジニア)として働きながらアマチュア棋戦…

「その日のまえに(重松清)」

間隔が空いてしまいましたが、今回の「しょうちゃんの読書日記パート28」は、重松清「その日のまえに」です。 家族や友人など過去の出来事も含めて身近な人間の死をテーマにした短編集ですが、それほど重苦しく感じないのは、日常のありふれた出来事として淡…

「奨励会(橋本長道)」

だいぶ間隔が空いてしまいましたが、今回の「しょうちゃんの読書日記パート27」は、橋本長道著「奨励会」です。奨励会とは10代~20代の青少年?が多数在籍している将棋のプロ棋士を養成する機関で(女性もいますがごく小数です)、原則26歳までにプロになれ…

「天龍院亜希子の日記(安壇美緒)」

今週の「しょうちゃんの読書日記パート26」は、図書館本の「天龍院亜希子の日記(安壇美緒)」です。 人材派遣会社(ブラック企業?)で正職員として働く27歳の男性社員田町が主人公で、彼の職場での人間関係や毎日の仕事などの日常を描いています。天龍院亜…

「かがみの孤城(辻村深月)」

こちらも間隔が空いてしまいましたが、今年度初めての「しょうちゃんの読書日記パート25」は、「かがみの孤城(辻村深月)」です。不登校の女子中学生がかがみの中で出会った同じような境遇の中学生達と交流を深めていく物語ですが、スムーズに感情移入出来…

「人を嫌うということ(中島義道)」

今回の「しょうちゃんの読書日記パート24」は、中島義道著「人を<嫌う>ということ」です。「人を嫌っても人に嫌われても良い」と著者が主張しているらしい?ことは何となくわかりましたが、哲学者が書いた本はやはり難しいですね。作者が見聞きした事例な…

矢代秋雄のピアノ協奏曲と交響曲

今回の「しょうちゃんの読書日記パート23」は、趣向を変えて音楽視聴日記に変更します。矢代秋雄氏作曲のピアノ協奏曲および交響曲で、既に絶版となっていますが、Amazon出品の地方のレコード店から新品を定価以上の価格!?で購入しました。これほどまでに…

昨日の読書日記の続き

昨日(1/26(金))の「しょうちゃんの読書日記パート22」について、幾つかの質問を含めてそれなりの反響があったため、少し補足させて下さい。実は、私が村上世彰著「生涯投資家」の全ての内容を肯定的にとらえている訳では決してありません。例えば、巨万の…

「生涯投資家(村上世彰)」

間隔が空いてしまいましたが、「しょうちゃんの読書日記パート22」は村上世彰「生涯投資家」です。この本を読んで、世間が騒いでいた頃の彼のイメージ(欽ちゃん(萩本欽一)に風貌が似ていて「お金もうけして何が悪い」「聞いちゃったと言えば聞いちゃった」…

新年の挨拶と読書日記

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。さて、今年最初の投稿は「しょうちゃんの読書日記パート21」で(定番?の小説ではありませんが)本日読んだ「データ分析の力-因果関係に迫る思考法」(伊藤公一朗著)になり…

「夜行観覧車(湊かなえ)」

連投ですみませんが、「しょうちゃんの読書日記パート20」は、これまた週末に読んだ湊かなえさんの「夜行観覧車」です(過去にTVドラマにもなりましたが、見ていませんでした)。 風邪で熱を出して寝込んでいたため、ずっと本を読んでいました(おかげ様で十…

「贖罪(湊かなえ)」

本日の「しょうちゃんの読書日記パート19」は、先週末に読んだ湊かなえさんの「贖罪」です。 小学四年生の女子児童が殺害され、その場に居合わせた(一緒に遊んでいた)同級生の4人の少女の数奇な運命について、順番に一人称で語ってゆく、彼女の作品に多い…

「島はぼくらと(辻村深月)」

だいぶ間隔が空いてしまいましたが、今回の”しょうちゃんの読書日記パート18”は、辻村美月さんの「島はぼくらと」です。 島からフェリーで本土の高校に通う4人の高校生の物語です。 水底フェスタにも通じる田舎の風景や濃密?な人間関係の描写はさすがだと思…

「おじさん的思考(内田樹)」

こちらも間隔が空いてしまいましたが、「しょうちゃんの2017読書日記パート17」は内田樹氏の”「おじさん」的思考”です。タイトルを見るギョッとしますが、著者特有の癖のある?現代社会に対する鋭い批評なども含めたエッセイになっています。以下に印象に残…

「オーダーメイド殺人クラブ(辻村深月)」

こちらも久しぶりですが、今回の「しょうちゃんの2017読書日記パート16」は辻村深月さんの「オーダーメイド殺人クラブ」です。中学生が主人公(信越地方?のある中学校が舞台)で殺人は起こりませんが(ネタバレですみません)、後味の悪さを少し感じました…

「日本の黒い霧(松本清張)」

間隔が空いてしまいましたが、今回の「しょうちゃんの2017読書日記パート15」は松本清張の「日本の黒い霧(上・下)」です。この作品では、「帝銀事件」や「下山事件」など終戦後の混乱期に実際に起こった事件が題材として多く取り上げられています。いずれ…

「ロードムービー(辻村深月)」)

こちらも間隔が空いてしまいましたが「しょうちゃんの2017読書日記パート14」は辻村深月さんの「ロードムービー」です。この作品は小中学校で起こった事件?(といっても大げさなことではなく、状況によって教師や家庭等も巻き込んだちょっとした!出来事)…

「望郷(湊かなえ)」

「しょうちゃんの2017読書日記パート13」は、湊かなえ「望郷」です。作者の出身地である「因島」がテーマになっています(合併前まで一つの島で一つの市になっていた、という本文中の記述から推測できました:なお、旧因島市は現在尾道市と合併しています)…

「太陽の坐る場所(辻村深月)」

少し間隔が空いてしまいましたが、今回の「しょうちゃんの2017読書日記パート12」は、辻村深月「太陽の坐る場所」です。辻村さんのそれほど有名でない作品を一度読んでみたいと思っていました。確かに女性同士の妬みや嫉妬、ポジション争い?などがリアルに…

Computer age statistical inference

読書日記というカテゴリーが妥当かどうかはなはだ疑問ですが、「しょうちゃんの2017読書日記パート11」は「Computer age statistical inference (by Efron B. and Hastie T.)」です。Tibshirani先生やFriedman先生と合わせて、著者のお二人の先生には、私が…

映画「3月のライオン」

「しょうちゃんの2017読書日記パート10」は、初めての試みですが、小説ではなく映画「3月のライオン(前編・後編)」です。昨年の「聖の青春」を見逃してしまったため、将棋ファンの私としては「3月のライオン(実写版)」を楽しみにしていました。ラストの…

「64(横山秀夫)」

「しょうちゃんの2017読書日記パート9」は横山秀夫の64(ロクヨン)です。前回のパート8から1回1冊にすると申し上げたばかりですが、この作品は文庫本の2分冊になっていますので、ご理解願います。少しネタバレになりますが、誘拐犯の声の記憶をたよりに電話帳…

「花の鎖(湊かなえ)」

「しょうちゃんの2017読書日程パート8」です。この読書日記も新年度からリニュアルし、一回一冊に変更致します。これまでは一回二冊でしたが、読書時間がなかなか取れないため、フォーマットを修正しました。今回は、東京出張からの帰りの飛行機の中で読破し…

「八つ墓村・獄門島(横溝正史)」

「しょうちゃんの2017読書日程パート7」です。今回は出張のおともだったので、難しく考えず、気楽に読める本にしました。両方とも、映画かTVドラマでは見たことがあるのですが、原作は読んでいなかったので、多少の興味がありました。研究に関連して、終戦後…

「罪の声(塩田武志)」「鍵のない夢を見る(辻村深月)」

「しょうちゃんの2017読書日程パート6」です。塩田武士さんの新作「罪の声」は約30年前のグリコ森永事件をテーマにしたフィクションですが、ノンフィクションと思えるほど引き込まれてしまい、これが事実でも全くおかしくないと思いました。「鍵のない夢を見…

「ゼロハチゼロナナ(辻村深月)」「光媒の花(道尾秀介)」

連投ですみませんが「しょうちゃんの2017読書日程パート5」です。辻村深月の作品は共感できないシーン?の連続で、その都度本を閉じて考え込んでしまいました。結婚式に招かれた友人を自分の結婚式に呼ばなかったことがなぜ絶交の理由になるのだろう、等が一…